-
Notifications
You must be signed in to change notification settings - Fork 1
/
Shirokuma-Cafe-35.Rmd
462 lines (231 loc) · 7.53 KB
/
Shirokuma-Cafe-35.Rmd
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
200
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
261
262
263
264
265
266
267
268
269
270
271
272
273
274
275
276
277
278
279
280
281
282
283
284
285
286
287
288
289
290
291
292
293
294
295
296
297
298
299
300
301
302
303
304
305
306
307
308
309
310
311
312
313
314
315
316
317
318
319
320
321
322
323
324
325
326
327
328
329
330
331
332
333
334
335
336
337
338
339
340
341
342
343
344
345
346
347
348
349
350
351
352
353
354
355
356
357
358
359
360
361
362
363
364
365
366
367
368
369
370
371
372
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
438
439
440
441
442
443
444
445
446
447
448
449
450
451
452
453
454
455
456
457
458
459
---
title: "カフェの怪談"
---
<span id="episode-title" data-episode="35"> カフェの怪談 </span>
<audio></audio><hr>
笹子さん 今日の夜 あれやるよ
えっ!? あれ ホントに やるんですか?
何? あれって…
<audio></audio><hr>
ほら 夏の定番の…
定番?
それは 黒板
<audio></audio><hr>
それは 食パン
それは 海パン
それは 階段
大当たり!
怪談やるよ
<audio></audio><hr>
これでだいたい揃ったかな
僕 帰ってもいいですか?
怖い話 聞きたいっていうから 連れてきたよ
<audio></audio><hr>
苦手だって言ってるのに…
ロウソクは これでいいですか?
うん
そんなのいらないですよ!
<audio></audio><hr>
ほら~ やっぱり こうなっちゃう
ムードがあって いいんじゃない?
しろくまカフェ怪談ナイトにようこそ
<audio></audio><hr>
帰りたいな
帰り道に おばけが出るかもしれないよ
なんでそういうこと言うの!?
わかりましたよ! いますよ
<audio></audio><hr>
始めようか
じゃあ 僕から
これは 僕が実際に体験した
動物園のラマコーナーで 起こったことなんですけど
<audio></audio><hr>
その夜 ラマコーナーには 残業していた 僕しかいなかったんです
<audio></audio><hr>
僕が いつものように 草を食べていると
ふと 何かの気配を感じたんです
<audio></audio><hr>
け… 気配?
けど 他のラマたちはいるはずがありません
錯覚だろうと思って 僕はまた草を食べ始めました
<audio></audio><hr>
ところが… やっぱり何かの気配を感じます
<audio></audio><hr>
その気配は どんどん近づいてきて
ついに 僕のすぐ後ろに…
僕は 思い切って振り返ったんです
そこにはいるはずのない
シマウマが…
<audio></audio><hr>
いるはずのない シマウマの姿は
次の瞬間 跡形もなく消えていました
あぁ~!!
<audio></audio><hr>
あれ? 怖くなかったですか?
シマウマの霊ですよ?
なんか シマウマの霊って言われても ピンと こないっていうか…
<audio></audio><hr>
僕は話してるだけで ゾッとしますよ
シマウマ… シマウマ…
全然 怖くないよ じゃあ
次 僕ね
<audio></audio><hr>
パンダくん?
あっ! 寝てる!
パンダくん!
あっ 暗いと眠くなるね
<audio></audio><hr>
頑張ろうよ
こないだの夜 僕がベッドで寝ようとしたとき…
<audio></audio><hr>
あれ? 何時頃に寝たんだっけ?
いいよ そこは何時でも 続けて
<audio></audio><hr>
けど 今が眠いよ
頑張ろうよ パンダくん
わかった!
<audio></audio><hr>
僕が ベッドで寝てると
枕もとで変な音がしたんだよ
<audio></audio><hr>
変な音っていうのは どんな音かな?
僕に聞かれても困るよ
どんな音だったの?
<audio></audio><hr>
忘れたよ
パンダくん もういいから… キミ 聞いてて
<audio></audio><hr>
じゃあ 僕が話すよ
去年の夏のことだけど…
やめて!
まだ 何も話してないのに
顔 怖すぎ!
<audio></audio><hr>
じゃあ 僕が…
ゾウガメくん 頼むよ 思いっきり 怖いやつ
動物好きの~
<audio></audio><hr>
タカシくんは~
ペース 上げられないかな?
わかった~
<audio></audio><hr>
タカシくんが亡くなりました~
お母さんは 毎日 お墓に
タカシくんが好きだった パンの耳を持っていきました~
<audio></audio><hr>
もう オチ いこう 終わらないから
うん
ある日 お墓から声が…
<audio></audio><hr>
お母さん… もう パンの耳は飽きたよ
じゃあ 何がいいの?
それは…
お前の耳だ~
<audio></audio><hr>
あれ?
寝てた~?
遅いんだな 怖がるタイミングを逃しちゃうよ
み み… 耳! 耳!!
<audio></audio><hr>
半田さん よく怖がれるね
じゃあ 次は 僕が話すよ
<audio></audio><hr>
あるペンギンが体験した
皆さんの知らない世界の話を お聞かせします
そのペンギンが あるパン屋に 出かけたときのことです
<audio></audio><hr>
そこには 1人の 看板ペンギンの女の子がいました
彼女に会うため ペンギンは 毎日 毎日 パン屋に通いました
ところが ある日
<audio></audio><hr>
1人だと思っていた ペンギンの女の子が
7人いたのです!
<audio></audio><hr>
それは 怖かっただろうね
怖かった…
けど そういう 怖いのじゃなくて…
怖いのは おばけじゃなくて ペンギンだよ
<audio></audio><hr>
大変なんだね ペンギンさん
つらいよ 毎日が
<audio></audio><hr>
実は 僕にもつらくて怖い話があるんだよ
そうなの?
そう
<audio></audio><hr>
あれは…
その昔 僕の毛が まだ 黒かった頃のこと
ちょっと待って!
<audio></audio><hr>
なんだろう? その話…
待たなくていい?
うん という答えも待たずに 話は続くんでしょ?
<audio></audio><hr>
ある日 川で 鮭をたくさんとったあと
お腹がいっぱいになって 昼寝していた 僕の耳もとで何か音がした
<audio></audio><hr>
なんと ネズミが 僕の耳をかじっていた
あまりの恐怖で…
<audio></audio><hr>
こうして 僕の毛は白くなった
だから僕は今でもネズミが怖い…
待って!
別の意味で怖いよ その話
<audio></audio><hr>
ダメ?
ダメ!
どういう意味?
知らなくていいの
ネ… ネ… ネズミ… ネズミ…
<audio></audio><hr>
半田さん いいお客だな
じゃあ 次 笹子さん
<audio></audio><hr>
私 あんまりうまくないんですよ
怖い話とか苦手で…
あっ! ぼ… 僕も同じです
あ… でも 笹子さんの話 聞いてみたいな
<audio></audio><hr>
じゃあ ちょっとだけ
<audio></audio><hr>
と 振り返ると…
やめて~っ!
<audio></audio><hr>
怖すぎるね…
もういい!
けど ここからが怖いんですよ?
ごめん… もういいから
半田さん!
<audio></audio><hr>
じゃあね 半田さん
もし おばけ見たら 電話してね
バイバーイ
<audio></audio><hr>
やっぱり 今日は 誰かと一緒に帰ろうかな
<audio></audio><hr>
半田さん
半田さん 1人で帰るの 怖いんじゃないですか?
<audio></audio><hr>
あ… それは…
でしたら… 私でよかったら 送っていきますよ
<audio></audio><hr>
あ… じゃ… じゃあ…
そうですか
僕 半田さんと 方向 一緒ですから
<audio></audio><hr>
それなら 僕が 送っていきますよ
あ… けど…
気にしないでください
<audio></audio><hr>
それじゃあ ラマさん 半田さん また
また
また…
<audio></audio><hr>
ねぇ これでよかったのかな?
よかったんじゃない? 怖くなく帰れて
<audio></audio><hr>
半田さん ラクダの霊って 見たことありますか?
えぇ? ないよ
僕 この前 トイレで見たんですよ
えっ そうなの!?
<audio></audio><hr>