今回の本、いかがでしたでしょうか。 Babelの塔は攻略できそうですか? ご存知のように、JavaScript改めECMAScriptは、 昨今ますます重要なプログラミング言語のひとつになっています。 その激しい進化を支えているのがBabelであり、Babelを理解することはES開発に大いに役立つでしょう。
近況ですが、今の仕事は完全にjsオンリーになっています。 ReactでHTML5なフロントエンドでウェーイな人種になっています。 趣味でもずっとjs書いてるので気がついたら数カ月ほとんどruby書いてないという状況です。
とは言え、やはり脳はrubyに最適化されているようで、 jsを書いているとそこかしこでめんどくさい死ねと思うタイミングがあります。 というか常に死ねと思い続けています。 ものすごいスピードでエコシステムが整備されていますが、ユーザ文化ができていないと感じました。 一言で言うとセンスがない。明確な意志がない。コードが語りかけてこない。 もっと怠惰になろう。型付とかアホだろ。
というわけで今年一年はjs世界をrubyの流儀で殴り続ける仕事をします。 夏コミは React on Rails というタイトルで本を書く予定です。 RailsでReactを使う方法・・・ ではないです。 今年はjsを殴る年なので、 Reactにレールを敷くことに挑戦します。 実は今回Babelを調べたのも、すべてはレールを敷くためにどこまで無茶苦茶な変換ができるか、 ということを知っておきたいという理由でした。 結論としては、想像していた最低レベルよりはるかに無茶苦茶できないということがわかったので、 既に暗雲立ち込めている感じです。 ヘタしたらrubyでDSL作ってjs吐いたほうが良いんじゃないかなぁと予想してます。
と、夏コミの前に超技術書典がありますね。 超技術書典では今回の本を加筆修正し、久しぶりに印刷所に頼んで製本してもらおうかなぁと思っています。 2日あるので300くらい刷りますかねぇ。 それでもやはり賽銭箱システムで無料頒布しようと思っているので、 もしかしたら生活できないレベルの損害になる可能性が微粒子レベルどころか砂利ぐらいのサイズであります。 ユーザの民度に期待するしか・・・期待できねぇ!!!