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組み立て手順書

内容

    1. 部品の準備
    1. 回路部品の作成
    1. 組み立て
    1. 浮力の調整
    1. ソフトウェア準備

1. 部品の準備

1.1 部品の購入

下記部品リストにある部品を全て購入します(3Dプリントパーツ以外)。

1.2 3Dプリントパーツの作成

下記3Dプリンタ部品リストのパーツを印刷します。

家庭用サイズのFDM式3Dプリンターを想定しています。

3Dプリントに用いるフィラメントはABSです。

前後のフランジは防水を意識した印刷が必要になります。 印刷設定で構造密度(インフィル)を100%にし、積層スパンを可能な限り細密して印刷します。

2. 回路部品の作成

2.1 メイン回路

回路図は以下の通りです。

image

実際に組み立てると下の写真のようになります。

下の画像は3DCAD上で大まかに再現したものです。

2.2 コネクターの接続

2.2.1 ケーブルグランド

耐圧容器の外に出すケーブル(スラスターの3相ケーブル、電源線、LANケーブル)には、あらかじめケーブルグランドを通しておきます。

4台のスラスターの3相ケーブルには3穴のケーブルグランドを、2芯の電源線には1穴のケーブルグランドを通します。

ケーブルグランドにケーブルを通したら、後方フランジの穴にケーブルグランドを固定します。

LANケーブルは先端のコネクタが大きくてそのままではケーブルグランドに通りません。 そのため、LANケーブルのコネクタから数cmのところで一旦切断します。 ケーブルグランドに通し、後方フランジの穴にケーブルグランドを固定した後、切断した箇所をはんだ付けして再接続します。

2.2.2 コネクタの接続

ケーブルグランドを固定した後、電源線にはTコネクタ(オス)を装着します。 スラスターの3本線には3相用のコネクタを装着します。

下の写真は回路マウントの1つ目のブロックです。

Tコネクタ(メス)を6つ並列に配線した基板(電源用+ESC用*4+降圧コンバータ用)と、縦に積んだ4つのESCを横並びに配置し、マウントに固定します。

ESCの電源線にはTコネクタを、3相の出力には3相用のコネクタを装着します。

2.2.3 降圧コンバータ回路・サーボコントローラ

降圧コンバータからは下の写真のように配線します。

DC14.8V入力電圧側、DC5V出力電圧側のにそれぞれTコネクタを装着します。

ESCの信号入力線(黒、赤、白、黄の4線)とサーボコントローラの出力端子を接続します。 ESC側の①黒(GND)、②赤(V+)、③白(PWM)をサーボコントローラ側の①黒(GND)、②赤(V+)、③黄(PWM)に接続します。(ESCの黄の線は使いません。)

2.2.4 Rsapberry Pi 4

降圧コンバータから出力された5V電源とサーボコントローラへの入力(GND,VCC,SCL,SDA)、IMU、Raspberry Pi 4の接続はユニバーサル基板上で配線しています。

冒頭の回路図を頼りに製作してください。

Raspberry Pi 4 はケースを着用し、3つ目の回路マウントに接続します。

最後に、3つの回路マウントと後方フランジをボルトナットで接続します。

3. 組み立て

3.1 スラスター

スラスター底面のハウジングにある3か所の取付穴にインサートナットをはんだこてで熱圧入します。

スラスターをスラスターマウントにボルトで固定します。

3.2 バッテリーボックス

バッテリーボックス外側底面の4か所の取付穴にインサートナットを熱圧入します。

バッテリーボックスの辺が短い方の側面にΦ12mmの穴を1つあけます。 電動ドリル等を用いて安全に行ってください。

電源線にケーブルグランドを通して、ケーブルグランドをバッテリーボックスに空けた穴に仮締めします。

バッテリーボックス内の電源線の先に、ヒューズ→スイッチ→Tコネクタ(オス)を接続します。

TコネクタでLi-Poバッテリーを接続します。

ボックスに収まることを確認したら、ケーブルグランドを締めます。

ほこりなどを挟んでいないことを十分に注意してバッテリーボックスを閉じます。

3.3 外郭フレーム

上側の外部フレームには6か所、下側の外部フレームには2か所、スラスターマウントを取り付けるためのインサートナット用の下穴があります。 全ての箇所にインサートナットを熱圧入します。

バッテリーボックス固定用のマウントに下側外部フレームを接続します。

バッテリーボックス固定用のマウントにバッテリーボックスを接続します。

下側フレームの上にアクリルチューブを乗せます。

上側フレームを下側フレームに接続していきます。 この接続によって上下のフレームが円筒を締め付けることで固定されていきます。 1つずつゆっくりと締め付けてください。

3.4 耐水容器

前方フランジにアクリル円盤を接着します。アクリルサンデーを用いて、融着させます。

アクリルサンデーが固まったら、WEBカメラを前方フランジに固定します。

前方フランジにO-リングをはめます。 O-リングにグリスを塗って滑らかにし、強く引っ張って広げながら少しずつ溝へ持っていきます。

後方フランジにも同様にしてO-リングをはめます。

WEBカメラのUSBケーブルをラズパイから抜いた状態で、前方フランジをアクリルチューブにはめます。 かなり力が必要です。グリスを使って滑らかにしつつ、はみ出してくるO-リングを中に押し込みながら少しずつ入れていきます。 ほこりなどが挟まらないよう注意してください。

WEBカメラのUSBケーブルをRaspberry Pi 4に接続します。

後方フランジを前方フランジと同様にしてアクリルチューブにはめます。空気を抜くため、ケーブルグランドを一つだけ緩めておくとよいです。

フランジがはまったらタイラップでフランジと外部フレームを結束し、フランジが抜けないように留めます。

外部フレームにスラスターを固定します。

4. 浮力の調整

密閉出来たら、浴槽などの浅い水槽にロボットを沈めてみます。

何も点けていない状態だと機体の半分以上が水面に浮かびます。

釣り重りを機体外部に少しずつ取り付けていき、4つすべてのスラスタが水中に浸かる程度に重量を調整します。

5. ソフトウェア準備

環境構築

Easys_rosのダウンロード

5.1 Rasberry pi の準備

機体の電源スイッチを入れる

LANケーブルをPCに接続する

環境構築

5.2 ホストPCの準備

ros2の起動

lounch

5.3 制御テスト