コンセプトは自由にカスタマイズできる自分だけのシリアルデバッガです。
Pythonが動けばWindows・Mac・Ubuntuなどどこでも動きます。
ライブラリに応じてMITライセンスになっています。
- CSV出力
- グラフ出力
- 進数出力(e,g 2進数,16進数...)
使い方はいたってシンプルです。おそらく、この説明は必要ないと思いますが念のため。
- ダウンロード
- 必要なライブラリのインストール
- Myserialの実行
Zip形式でダウンロードできます。
GitHub CLIを使う場合はgh repo clone TomiXRM/MySerial
cd {ダウンロードしたファイルのディレクトリ}
をしてから次のコマンドを実行します
pip install -r requirements.txt
インストールされるライブラリ / Requirements
- pyserial
- pyqtgraph
- numpy
- pandas
- PyQt6
以下のコマンドでMyserialが実行されます
python Myserial.py
GUIのMyserial+の場合
python Myserial+.py
シェルを立ち上げ、pythonファイルのあるディレクトリ内で以下のコマンドを実行します
python Myserial+.py
- 実行すると以下のようなGUIアプリケーションが立ち上がります。
- 下の白いのはシェルです。ここに文字列が出力されます
以下のフォーマットに対応しています
- ascii(デフォルトの文字列)
- bin (バイナリ)
- oct (8進数)
- dec (10進数)
- hex (16進数)
- csv (CSV出力)
- csv+ (CSV出力+グラフ表示)
基本的には以下のコマンドで実行します
python Myserial.py
- 接続可能なポートが番号と名前で表示が出ます
番号
または接続するポート名
を入力してReturn(またはEnter)を押してください
Enter baudrate:
と出るので続けてボーレートを入力してください
e,g 9600,19200,38400,57600,115200,230400...
以下のフォーマットに対応しています
- ascii(デフォルトの文字列)
- bin (バイナリ)
- oct (8進数)
- dec (10進数)
- hex (16進数)
- csv (CSV出力)
- csv+ (CSV出力+グラフ表示)
python Myserial.py csv
python Myserial.py bin
config.ini
をいじることでパラメータを変更できます:
でも=
でも同じ意味です
# baud
#シリアル通信のボーレート
# 4800, 7200, 9600, 14400,19200, 28800, 38400, 57600, 76800, 115200, 230400, 460800, 921600, 1000000, 2000000, 4000000
# port
# デフォルトの接続先
# fmt
# bin, oct, dec, hex, csv, csv+, ascii から選べます
# csv+とcsvの違いは閉じた後にグラフを表示するかどうかです
# directory
# CSVデータの保存先です。絶対パスですることをおすすめします
# fileName
# csvファイルの名前です。ファイル名に時間情報が追加されます。
[Serial]
baud = 115200
port = /dev/cu.usbmodem14403
fmt = ascii
[CSV]
directory : ./LogData/
fileName : datalog
毎回python Myserial.py
を実行するのは面倒ですよね
どうせなら短い言葉で呼び出したいです!
-
Myserialのフォルダをホームディレクトリに配置します
-
.bashrc
や.zshrc
がない場合はホームディレクトリに作成してください -
以下のテキストを
.zshrc
/.bashrc
にペーストしましょう。alias
を使ってコマンドを省略できます。
-
myser csv+
のようにするとpython Myserial.py csv+
を実行できます
# Myserialを実行するエイリアス
alias myser='cd Myserial
python Myserial.py
cd'
# Myserialを実行するエイリアス
alias myser+='cd Myserial
python Myserial+.py
cd'
- python3
MIT. See LICENCE