チームメンバーの活性化は時間、共有する価値、保管するスキルとお互いの信頼がカギです。この醸成を加速させることができるでしょうか。このガイドを使いチームキャンバスのセッションを通じてチームの方向性を一つにまとめてみましょう。「チームキャンバス」とその簡易版の「チームキャンバスベーシック」の両方についてそれぞれ説明します。
簡易版の「チームキャンバスベーシック」はプロジェクトをスタートさせたり、共通のビジョンに向けてまとまるための戦略的フレームワークです。私たちのスタートアップやクリエイティブなプロジェクトでの経験を通じて作成しています。プロジェクトでのチームワークをスムースに進められるよう、お互いのことを学び推進力を蓄積します。
「チームキャンバスベーシック」は以下のケースで使うと効果的です。
- チームの発足
- プロジェクトの発足
- 新しいメンバーの迎え入れ (例:フリーランスの人がチームに参加など)
- 基本的なチームの結束
30-45分
2 - 8人
チームリーダーまたはメンバー
準備するもの:
- 「チームキャンバスベーシック」をホワイトボードまたは大きな紙(フリップチャートなど)に描く
- 様々な色の付箋紙
- 付箋紙に描くためのペン(字がよく読めるように太字のもの)
- 時間が測れるもの
「チームキャンバスを」チームの方向性をまとめるためのツールとして紹介してください。このセッションでチームのゴール、役割、価値の理解を促進します。
チームとここで説明するステップを進んでください。それぞれのエリアで質問することを心掛けてください。答えを付箋紙に描き、それについて話し合うようにチームを導いてください。それぞれのエリアでの合意形成をするようにしてください。
タイマーを使ってそれぞれのステップをタイトにしましょう。チームがフォーカスしてポイントを絞った議論ができるよう促しましょう。
もし、大きな課題に当たり、議論に時間がかかりそうな場合は「パーキングロット」にその議題を入れておいて、「チームキャンバス」の後に別の話し合いの機会を設けるようにしましょう。
まず共通のゴールについて合意します。このプロジェクトに向けた個人的なゴールも話してください。
質問:
- このグループは何を達成したいのでしょうか?実行可能な、計測可能な、時間内に達成できるゴールは何でしょうか?
- それぞれの個人的なゴールは何でしょうか?他の人と共有してもらえますか?
例:
- 2018年までに地域で一番のカーシェアになる
- 2019年の秋までにIoTの分野で100億円企業となる
付箋紙に自分の名前と役割を書いてください。複数の役割がある場合は複数の付箋紙を使ってください。
質問:
- 名前は何ですか?
- チームでの役割は何ですか?
- チームの名前は何ですか?
例:
- マックス: CEO; マリー: デザイン
- チーム名: ボールドカー
共通のゴールから一歩進んで、「なぜそれをやるのか」を聞いてください。
質問:
- なぜそもそもそれをやるんですか?
- 共通のゴールを追いかける原動力となるもっと大事なことは何ですか?
例:
- ソーシャルイノベーションを通じて人々の暮らしにポジティブなインパクトを与える
- IoTの分野におけるイノベーションで人がストレスなく暮らすことができるようにする
中心となる価値について聞いてください。チームで共有したいもっとも重要なプリンシパル。チームが勝ちについて合意することにより最後のエリアの合意をすることとなります。
質問:
- 私たちは何を代表しているのでしょうか?
- 私たちにとっての基本原則は?
- 共通の価値の中で中心とすべきものは?
例:
- 信頼
- 創造性
- 品質
- 透明性
- 相互理解
- 平等
- リスペクト
ルールと活動について合意してください。これまでのエリアの結果だと考えてください。チームで導入したいルールや活動を考えてください。
質問:
- このセッションの後チームで導入したいルールは何でしょうか?
- メンバーと意思疎通をして情報がいきわたるようにするにはどうしたらいいでしょうか?
- どのように物事を決めていきますか?
- どのように実行して評価していきますか?
例:
- 情報はグループ内にとどめておく
- 週次報告
- SlackとSkypeでコミュニケーションする
- 月の第二週にチームディナーをする(マックスが主催)
- 稼働日: 9時から10時の間に始業。ミーティングは10時から
- 稼働時間は8時間かそれ以内
「チームキャンバス」セッションの終わりに、各メンバーに一番の学びのポイントを聞いてください。
新しいメンバーが増えるときは「チームキャンバス」を行うことをおススメします。
「チームキャンバスベーシック」には三つのエリアがあります:
- チームは何か: 役割とゴール
- なぜ活動するのか: 目的と価値
- どのように達成するのか: ルールと活動
セッションの進行役として、チームからこのような質問を受けると思います。「どのように答えたらいいですか? 」「ここではどういう回答を期待していますか?」など。「チームキャンバス」はコンテントを作る作業ではなくコンテキストを作る作業です。つまり、どのような回答でも構いません。新設にこのように回答してください。「それを知っていたらどのように回答しますか?回答はどうあるべきでしょうか?」
「チームキャンバスベーシック」は短期間のプロジェクトや新しいしチームの発足に適しています。共通のビジョンやいざこざの解決、長期間のプロジェクトのチームビルディングの場合は完全版の 「チームキャンバス」をおススメします。
「チームキャンバスベーシック」は共通のビジョンに向けてチームをまとまるための戦略的フレームワークです。私たちのスタートアップやクリエイティブなプロジェクトでの経験を通じて作成しています。チーム方向性を合わせ、結束を強め、クリエイティブな文化を早く醸成できるようデザインされています。
「チームキャンバスベーシック」は以下のケースで使うと効果的です。
- チームの発足
- ゴールを明確にしてチームの全体的なパフォーマンスを考える (例:チームとして壁にぶつかっている時、仕事量が多く様々なことをやらなければいけない時)
- 成長して新しいメンバーを迎え入れる時
- 一般的な方向づけの多mのセッション(四半期に一度やることをオススメします)
90-120分
2 - 8人
チームリーダーまたは外部の講師
準備するもの:
- 「チームキャンバスベーシック」をホワイトボードまたは大きな紙(フリップチャートなど)に描く
- 様々な色の付箋紙
- 付箋紙に描くためのペン(字がよく読めるように太字のもの)
- 時間が測れるもの
「チームキャンバスを」チームの方向性をまとめるためのツールとして紹介してください。このセッションでチームのゴール、役割、価値の理解を促進します。
チームとここで説明するステップを進んでください。それぞれのエリアで質問することを心掛けてください。答えを付箋紙に描き、それについて話し合うようにチームを導いてください。There are fields that all team should agree on: 1. People and Roles; 2. Goals; 4. Purpose; 5. Values; 9. Rules and culture.それぞれのエリアでの合意形成をするようにしてください。それ以外のエリアは合意せずにそれぞれ行ってください。
タイマーを使ってそれぞれのステップをタイトにしましょう。チームがフォーカスしてポイントを絞った議論ができるよう促しましょう。
もし、大きな課題に当たり、議論に時間がかかりそうな場合は「パーキングロット」にその議題を入れておいて、「チームキャンバス」の後に別の話し合いの機会を設けるようにしましょう。
付箋紙に自分の名前と役割を書いてください。複数の役割がある場合は複数の付箋紙を使ってください。
質問:
- 名前は何ですか?
- チームでの役割は何ですか?
- チームの名前は何ですか?
例:
- マックス: CEO; マリー: デザイン
- チーム名: ボールドカー
共通のゴールについて合意します。
質問:
- このグループは何を達成したいのでしょうか?実行可能な、計測可能な、時間内に達成できるゴールは何でしょうか?
例:
- 2018年までに地域で一番のカーシェアになる
- 2019年の秋までにIoTの分野で100億円企業となる
チームメンバーにそれぞれのこのプロジェクトを通じての個人的なゴールを質問します。
質問:
- このプロジェクトにおける個人のゴールはなんですか?
- みんなとシェアできる個人的な目標はありますか?
例:
- iOSの開発にもっと自信が持てるようになる [マリー]
共通のゴールから一歩進んで、「なぜそれをやるのか」を聞いてください。
質問:
- なぜそもそもそれをやるんですか?
- 共通のゴールを追いかける原動力となるもっと大事なことは何ですか?
例:
- ソーシャルイノベーションを通じて人々の暮らしにポジティブなインパクトを与える
- IoTの分野におけるイノベーションで人がストレスなく暮らすことができるようにする
中心となる価値について聞いてください。チームで共有したいもっとも重要なプリンシパル。チームが勝ちについて合意することにより最後のエリアの合意をすることとなります。
質問:
- 私たちは何を代表しているのでしょうか?
- 私たちにとっての基本原則は?
- 共通の価値の中で中心とすべきものは?
例:
- 信頼
- 創造性
- 品質
- 透明性
- 相互理解
- 平等
- リスペクト
チームに主なスキル(ソフトスキルとハードスキルの両方)そしてチーム内の資産を共有してもらいます。出されたことを「重要ではない」と判断しないように。例えば「格闘」、「マラソン」や「人を説得する力」など出てくるでしょう。自分の強み、そして自分から見たチームの強みを共有するよう促しましょう。
質問:
- ゴールを達成するために私たちが持っているスキルはなんでしょうか?
- どのような内面的なソフトスキルを持っていますか?
- チームとして個人として何が得意ですか?
例:記録
- コーディング (iOS/Python/etc.)
- デザイン
- Being devoted and driven
- ビジョナリー
- エネルギー
- 営業とピッチ
チームに主な弱み、そして改善しなければいけないことや課題を共有してもらいます。他人ではなく、自分自身の弱みについて語ってもらうようにしましょう。
質問:
- 私たちの弱みはなんでしょう?個人として、そしてチームとして。
- 私たちのチームメンバーが私たち自身について知らないといけないことは?
- 私たちがこれから突き当たるであろう壁はなんでしょうか?
例:
- 集中できない [マリー]
- 尊大な態度をとる [マックス]
- 構造的なコミュニケーションがない [一般], etc.
チームに成功のために必要なニーズを発表してもらいましょう。前の二つのセクション(強みと弱み)を念頭に置いてもらいましょう。強みをさらに伸ばして弱点を克服するには何が必要でしょうか。
質問:
- チームメンバーそれぞれが成功するには何が必要でしょうか?
- そのニーズをチームがどのように支援できる?
例:
- 自分だけの時間が欲しい
- もっと明確な週次報告
- コーチング
- 信頼
- 楽しい職場
- 安定
ルールと活動について合意してください。これまでのエリアの結果だと考えてください。チームで導入したいルールや活動を考えてください。
質問:
- このセッションの後チームで導入したいルールは何でしょうか?
- メンバーと意思疎通をして情報がいきわたるようにするにはどうしたらいいでしょうか?
- どのように物事を決めていきますか?
- どのように実行して評価していきますか?
例:
- 情報はグループ内にとどめておく
- 週次報告
- SlackとSkypeでコミュニケーションする
- 月の第二週にチームディナーをする(マックスが主催)
- 稼働日: 9時から10時の間に始業。ミーティングは10時から
- 稼働時間は8時間かそれ以内
「チームキャンバス」セッションの終わりに、各メンバーに一番の学びのポイントを聞いてください。
「チームキャンバスベーシック」には三つのエリアがあります:
- チームは何か: 役割とゴール
- なぜ活動するのか: 目的と価値
- どのように達成するのか: ルールと活動
セッションの進行役として、チームからこのような質問を受けると思います。「どのように答えたらいいですか? 」「ここではどういう回答を期待していますか?」など。「チームキャンバス」はコンテントを作る作業ではなくコンテキストを作る作業です。つまり、どのような回答でも構いません。新設にこのように回答してください。「それを知っていたらどのように回答しますか?回答はどうあるべきでしょうか?」
セッションと関係がないけれども重要な課題は「パーキングロット」にいれて、セッションの後で議論をする機会を設けましょう。チームキャンバスのセッションは定期的に開催することを オススメします。特に新しいメンバーが参加した時に有効です。