Update term from Vim 8.0 to 8.1

[mnishz]

For issue #207
term.txt および term.jax を Vim 8.1 用に更新しました。
ご確認お願いいたします。

"foreground color" の訳が、

• 前景色
• 文字色

のように二種類あったので、文字色に統一してしまいました。ご意見ありましたらお願いいたします。

[h-east]

パッと見、term.jaxは全体が「ですます」調で、箇条書き部分が「だである」調のようですので、それに沿っているかチェックした方がいいかもです。

[mnishz]

おっと、最近「だである」の訳ばっかりだったのでうっかりしていました。
ご確認どうもありがとうございました。
ところでTravis CIに "かかわらず" -> "関わらず" だと指摘されてしまったのですが、どうでしょうか。
私としては表記揺れ以前に漢字として正しくないように思うのですが。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881006064/episodes/1177354054883070722

[h-east]

ところでTravis CIに "かかわらず" -> "関わらず" だと指摘されてしまったのですが、どうでしょうか。

確かに。
「～にも拘わらず」か，「～にも関わらず」か，「～にもかかわらず」か？
http://mbp-okayama.com/kikuchi/column/12282/

ひらがなに統一します？

@uakms and ALL ご意見ください。

[mnishz]

ひらがなに一票です。

Issue #11 で紹介されているサイトには、「接続詞は技術文書ではひらがな書きが一般的、公用文では常用漢字表に採録された語による接続詞は漢字書き」と書いてあります。
ちなみに常用漢字表には、「関わらず」「拘わらず」「係わらず」いずれの表記も無いように思います。
http://www.yamanouchi-yri.com/yrihp/techwrt-2-4s/t-2-4s03fa.htm
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/kanji/index.html

[k-takata]

私としては表記揺れ以前に漢字として正しくないように思うのですが。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881006064/episodes/1177354054883070722

マジですか。完全に間違えていました。日本語難しぃねぇ。
ひらがながよさそうですね。

[uakms]

広辞苑によると「拘らず」となっていました。

「関わらず」から「かかわらず」にすると 4 -> 5 文字なので改行の調整が面倒。「関係なく」もしくは「関りなく」とすれば 4 -> 4 文字なので nvcheck -i で一発で楽チン？

## autocmd.jax： 関わらず (1)
whether
- `:autocmd` は、すでに存在しているかどうかに関わらず、自動コマンドのリストに追加する。

## cmdline.jax： 関わらず (1)
no matter how
- それがいくつあるかに関わらず、常にエスケープ (無効化) される。

## eval.jax： 関わらず (4)
whether, regardless, no matter what, still relevant
- これも b が宣言されているいないに関わらず有効である。
- 下記の設定は前回の文字検索の方向に関わらず、|;| で前方検索、|,| で後方検索を常に行えるようになり便利である:
- 小数点数はロケールの設定に関わらず常に '.' である。コンマを発見すると、そこで数値は終わりになる。
- 'ignorecase' の設定に関わらず大文字小文字を区別するかしないか固定するには |/\c| か |/\C| を使う。

## fold.jax： 関わらず (1)
zx のところだが理解できない
- これは 'foldexpr' を使っていてバッファが変更されたにも関わらず折畳が適切に更新されないような場合に便利である。

## if_pyth.jax： 関わらず (1)
whether
- それが与えられたかどうかに関わらず `True` であると見做されます。

## insert.jax： 関わらず (2)
no matter where, regardless
- 現在カーソルがどこにあるかに関わらず、パラグラフ全体をフォーマットしてくれるコマンド、"gqap" を使うこともできる。
- 'ignorecase' の設定に関わらず大文字小文字を区別するかしないか固定するには |/\c| か |/\C| を使う。

## intro.jax： 関わらず (1)
without knowing
- 現在どのモードにいるのかに関わらず、'insertmode' に設定されたモードに移行することができます。

## message.jax： 関わらず (1)
even though
- tags ファイルがソートされていないにも関わらず、このメッセージが表示されないことも時々ある。

## options.jax： 関わらず (5)
despite, regardless, independent of x 2, nevertheless
- exists('$HOME') が真であるにも関わらず何も出力しないだろう (空文字列)。
- オプション 'clipboard' に "unnamed" が含まれているかいないかに関わらず、指定されたレジスタが使われる。
- このオプションは 'cpoptions' のフラグ 's' や 'S' に関わらず、別のバッファにはコピーされない。通常のファイル名文字だけが使える。
- 'cpoptions' のフラグ 's' や 'S' に関わらず、このオプションの値は別のバッファにはコピーされない。
- (にも関わらず、単一の変更には無制限にメモリを利用できる)

## os_beos.jax： 関わらず (1)
despite
- どうやらプロポーショナルフォントについては(BeBookに書かれているにも関わらず)動作しない。

## quickfix.jax： 関わらず (2)
while processing x 2
- ロケーションリストコマンドで処理されているにも関わらず現在のウィンドウが |autocommand| により閉じられる場合、それは中断される。
- ロケーションリストコマンドで処理されているにも関わらず現在の QuickFix またはロケーションリストが |autocommand| に変更される場合、それは中断される。

## rileft.jax： 関わらず (1)
no matter how
- 'backspace' オプションが指定されているかに関わらず <BS>、CTRL-W、CTRL-U は入力の開始点や行末で停止しない。

## scroll.jax： 関わらず (1)
regardless
- そのバッファの限界を超えてスクロールを要求されたかに関わらず、この情報を保持し続ける。

## syntax.jax： 関わらず (4)
regardless, no matter if x 3 
- この変数を 1 に設定すると、|g:html_use_css| の設定に関わらず、2html.vim は常に CSS を使うようになる。
- その前に ':' があるかどうかに関わらず、Second のリージョンが次の ';' まで続く。
- 'guifontset' が空かどうかに関わらず、常に引数 font で実際のフォントセットを指定する。
- 'guifontset' が空かどうかに関わらず、常に引数 font で実際のフォントセットを指定する。

## uganda.jax： 関わらず (1)
children of any religion 意訳
- 子供たちの宗教に関わらず援助が行われています。

## usr_31.jax： 関わらず (1)
while gvim is still running 意訳
- gvim がまだ実行中にも関わらず、メーラーは、gvim が編集を終えたものと判断してしまいます。

## usr_41.jax： 関わらず (1)
doesn't matter
- 関数がどこから呼ばれたかに関わらず、関数が定義されたスクリプトのローカル変数が使われます。

## usr_45.jax： 関わらず (1)
with ... but
- ドイツに住んでいてドイツ語を使っているにも関わらず、"Datei" ではなく"File" と表示したい場合、次のコマンドでメニューを英語に戻すことができます

## windows.jax： 関わらず (1)
although
- 'hidden' オプションがセットされていないにも関わらず、バッファが隠れ状態 (hidden) になることがある。
---------
Hit Word: 31

どうやら一筋縄ではいかいないようです。

以下はそのまま、もしくは「に関係なく」にする。

autocmd.jax： に関わらず (1)
cmdline.jax： に関わらず (1)
eval.jax： に関わらず (4)
if_pyth.jax： に関わらず (1)
insert.jax： に関わらず (2)
intro.jax： に関わらず (1)
options.jax： に関わらず (3)
rileft.jax： に関わらず (1)
scroll.jax： に関わらず (1)
syntax.jax： に関わらず (4)
uganda.jax： に関わらず (1)
usr_41.jax： に関わらず (1)
---------
Hit Word: 21

以下は (逆接の意味である)「にもかかわらず」にする。

fold.jax： にも関わらず (1)
message.jax： にも関わらず (1)
options.jax： にも関わらず (2)   5 個のうち 1, 5 番目の 2 つ
os_beos.jax： にも関わらず (1)
quickfix.jax： にも関わらず (2)  2 個とも
usr_31.jax： にも関わらず (1)
usr_45.jax： にも関わらず (1)
windows.jax： にも関わらず (1)
---------
Hit Word: 10

とするのが修正の手間が少なそうです。幸いにして「〜と関わらず」などは無し (21+10=31)。

dict.yml は消さずにコメントアウトにして？

#関わらず:
#  - かかわらず

にもかかわらず:
  - にも関わらず
  - にも関らず

に関係なく:
  - に関わらず
  - に関らず

k-takata san。たぶん「に関わらず」「にかかわらず」の方の表記ブレがたまたま目に入っただけで、「にも関わらず」「にもかかわらず」の表記ブレを先に目にしていたら「ん？」となってその時点で調べていたんじゃないですか？

「関わる」の未然形「関わら」+ 打ち消しの助詞詞「ず」で「関わらず」ってありそうですけどね。ほぼ半世紀前のことなので忘れてますけど。

[h-east]

「関わらず」から「かかわらず」にすると 4 -> 5 文字なので改行の調整が面倒。

これは修正後に関連行をビジュアル選択して gq でそこそこ楽にできると思ってます。
(autofmtプラグインを導入していて、set aiしている前提)

「関わらず」の別issue立てますね。

[k-takata]

@mnishz #287 をmasterにマージしましたので、masterを取り込むかrebaseするかして、CIが通ることを確認してください。

[mnishz]

rebase いたしました！